【私のキャリコン活用術】キャリコン×占い師

キャリア&ライフプラン

皆様こんにちは。
ライフサポーター田中です。
初めましての方、ようこそお越しくださいました。
いつもご覧いただいている方、
本日もご覧くださりありがとうございます。


このHPはキャリコンを目指される方からアクセスいただくことが多めです。
そこで今回は『私がキャリコンをどう活かしているのか』についてお話できたらと思います。キャリコンをとってはみたけどどう使おうかな?キャリコンに落ちてしまったけど再挑戦する価値があるんだろうか?という方の参考になれば幸いです。

そもそもなぜキャリコンをとったか?

そもそも私がなぜキャリコンをとったのか?からお話ししましょう。
私は10年ほど前から人材派遣会社で自社から派遣する派遣社員の方々の就業サポートのお仕事をしています。キャリコンというと学校のキャリアカウンセラーや、ハローワークの就業支援、転職等のお仕事紹介をするキャリアアドバイザーをイメージするかもしれませんが、派遣会社で派遣社員の皆さまのキャリア形成や就業を支援する業務も立派なキャリコンのお仕事となります。(派遣会社の就業支援は実務扱いになります)
私はこの10年、働く人のお話を聴き、お困りの事があった場合は派遣先と派遣社員の間に入って解決のサポートをしてきました。
で…、この仕事は相反する考えを持つ方々の間に入るので…それなりにつらさもあるんですね。正直なところ…入社してすぐは毎日辞めたいと思っていました(笑)

入社して5年ほどたったころのこと。この時もやめたいと思っていたのですが、上司と面談があった際に偶然キャリコン資格を知ったんです。ただ…キャリコンって、養成講座に通うのも数十万かかるし、試験自体もお金かかるし、なんだか難しそうだし、テキストも多いし…という形で知ってすぐは何もしなかったんです。
そんな私が資格取得に動いたのは育休中。動機は不純「今の仕事もいつか辞めたい。でもどうせやめるなら何か形に残したいな。今占いの勉強もしてるし、働くって人類お悩みベスト3にはいるし。箔がつきそうだからやってみるか!」というモノ。不純かつ志高くない理由で養成講座に通い始めました。

キャリコン×占い師=不審?

養成講座に通った皆様は、もしかしたらご経験があるかもしれません。初め不純な動機で受講したのですが、講座を受けてみると内容は目からうろこで「もっと早く言ってよぉ~…」なことばかり
元々教員だったこともあって、子どもたちにはこういう支援があったら良いよなとか、今勤めてる会社ではこういうことを意識して仕事に臨みたいなとかワクワクしたのを覚えています。
そして同時に、キャリア支援って人生のサポートじゃん!人生のサポートって占いにも通じるじゃん!という考えも芽生え、お客様の人生を全力でサポートしたい!占いもキャリア支援ももっと勉強しなきゃ!と強く思うに至りました。(そして何とか勉強し、実技試験落ちてへこんだものの復活し、再度挑戦して合格しました)

私なりにキャリコン×占いに意義を感じていたものの…キャリコン×占い師という話を交流会等でしたときにネガティブな反応をもらうことは多々ありました例えば…キャリコンの交流会で「キャリコンの人って、占いとかスピリチュアルな方面の人もいてちょっと不審っていうか…。キャリコンって資格もいかがわしく思われそうでいやだなって思うんですよね。」という人がいたり…。
正直なところ…当時は「私は不審なんだ…。いかがわしいことしてると思われてるんだ…。」とショックでした。

でもね、今なら声を大にして言える。
「何も知らんやつは、勝手に言っておけ!ただな…、そもそも何も知らんくせにそんな言い方できるって…あんたはキャリコンのもぐりかい?」と。
そもそも占いとキャリコンでは、占いのほうが圧倒的に歴史が長いし、大昔からカウンセラー的な役割もこなしているわけです。何なら心理学よりも歴史が長いですね。
相談者の幸せを願って、よく話を聴き、相談者にとっての幸せをつかむ手伝いをする…。『占い師の仕事とキャリコンの仕事は全く別物で相いれないもの』で、『占い師とはいかがわしい仕事』なのでしょうか…。
占いをしてると大抵のご相談は恋愛・健康・仕事関係なんです。占い師しててキャリコン取得した方はきっと、しっかり専門的な知識を持ったうえでご相談をお受けしたい気持ちがあるはず。褒められるならまだしも「いかがわしい」と思うなんて失礼だなぁと思います。

※ちなみに私は占い結果をアセスメント結果のように扱っています。占術の特性によってカウンセリングでの使い方は適材適所ありますので、使い方を注意する必要はあると思っています。

キャリコンの価値と自分らしいキャリコンの使い方

さて、少し愚痴っぽくなってしまいましたが…。
キャリコン×占い師は不審といわれつつも、私はめげずに突き進んでおります。が…、占い師という仕事はキャリコンがなくてもできます。ちなみに、人材派遣会社の仕事もキャリコン資格なくてもできます。
では、キャリコン資格いらなかったか?で言うと…
とってよかった!!!!!
が私の気持ちです。

キャリコン資格というのは、名称独占資格なんです。これは「私はキャリコン!」と名乗るには資格取得が必要だけど、キャリコン的な仕事には資格は不要ということなんですね。
だからキャリコン資格取得しないとできない仕事はほぼないのです(私はキャリアコンサルタントだ!と名乗る必要のある仕事の場合は資格必須ですが…)
ただ単純に何等かの仕事に就くことだけを目的にキャリコン取得を目指すのであれば、その意味では今はあまり役に立たないかもしれません。
しかし、キャリコンに合格した人も不合格だった人も、講座に通っての学びはあったと思うんです。私はこの『学びになったなぁ…』と思う点が皆さんにとってのキャリコンの学びの良さ・メリットだと思っています。

では私は、どういった点で良さを感じているかというと…
まず占い師の仕事でも派遣会社の仕事でも『相手の真意をくむ力』が格段に上がりました。その結果、『相手がどうしたい・どうしてほしいのか』『相手がどんなことで困っているのか』『そんな相手に対して私はどういったどこまでのサポートが可能か』がわかるようになりました。そしてまた、これら分かるまでの時間が大幅に少なくなりました。それによって、相談者さんの時間や手間を減らすこともでき、急なトラブルもほとんどなくなりました。特に派遣会社の仕事では、時として異なる意見を持つ二方の間に入る必要がありますが、その両者の真意をくみ取りやすくなり、最適解を一緒に探すことがスムーズになりました。

また占い師の仕事でも派遣会社の仕事でも、「働くこと」の相談は多いですが、法律や制度に基づいた具体的な提案もしやすくなりました。(占いの場でも、カウンセリング理論に基づいたワークや、労働法や制度の案内をするなど、相談に対して具体的な提案ができるよう心掛けています。)

占い師のときは占いをアセスメントツールのように使ってキャリアコンサルタントのマインドをもって相談者と向き合い、派遣会社ではキャリアコンサルタントとしてのマインドを大切にしつつ会社組織の人間としてできる限りの支援をする…、そういった形で私は、占い師でありキャリアコンサルタントとして活動をしています。

皆さんは、キャリコンをどう使いますか?

私は、偶然派遣会社に勤めて就業サポートの仕事もしていて、そしてまた偶然占いも学んでいて、就業サポートと占い、キャリコンの学びを繋げられないかな?と思って今に至っています。

キャリコンという資格は、取ったからといって必ず勤め先が決まるモノではありません。ですが、『働く人』を相手にするとき(これは、家族や自分自身も含めて)、より専門性の高い対応ができるようになります。またキャリコンの学びを通じて、仲間ができたり、社会の「不」(不満や不安等何らかの課題)に気づき何かやってみたいと思うこともあるかもしれません。
学びの中で皆さんが感じたこと一つ一つが、もしかしたら誰かの価値あるものになるかもしれない。価値あるものになれば、対価が得られることもあるでしょう。

もし今、キャリコンはとったけどどう使うか悩んでいるようでしたら是非、学びの途中で得た気づきに注目したり、皆さんの好きなもの・習慣になっているもの・得意なもの・苦なくできるものとキャリコンを結び付けられないか考えてみると何か面白いものができるかもしれません。

またもし、キャリコン試験が残念ながら不合格で、次も挑戦するか悩んでいるようでしたら、資格取得の勉強の中で大切だなと思うことがあったかどうかで判断してもいいかもしれません。大切と思うことがあったなら、その「大切」を本当に大切にする第一歩が資格取得です。資格を取得することで「大切なことを大切にするための次のステップ」が見えてくることもあります。不合格は本当に本当に辛いですが、チャレンジした分私たちの経験値は上がります。傷がいえるころ、検討してみてください。

皆さんが「ありたい姿」に近づけることを応援しています。

本日もご覧くださりありがとうございました!

キャリアコンサルタント
四柱推命鑑定士
田中 あつみ
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