皆様こんにちは。
ライフサポーター田中です。
初めましての方、ようこそお越しくださいました。
いつもご覧いただいている方、
本日もご覧くださりありがとうございます。
さて、本日は「最近モヤモヤしてるし占ってもらおうかな」って思っている方向けに、
数多ある占術についてご案内できればと思います。
実は占いによって、回答できる内容や回答の仕方は違います。でもそれを知っている人ってあんまりいらっしゃらないと思います。
私自身も占い師をやっていると、ちょくちょく四柱推命では鑑定できないご相談をいただくことがあります。お客様は皆さま、勇気を出して私にご連絡いただきますので、鑑定できない場合はとても心苦しいのです。
ですので本日は占術の適材適所をご案内し、皆様に占いをご活用いただく一助にしていただければと思います。
占いは大きく分けて4種類あるよ!
まず、一言で占いといっても、大きく分けて以下の4種類あります。
1:命占(めいせん)
2:卜占(ぼくせん)
3:相占(そうせん)
4:霊能系
以下ではそれぞれの占いの特徴についてご案内いたします。
命占
命占は、生年月日(+生まれた時間、生まれた場所)をもとに、
対象者の生まれ持った性質(性格傾向や体調の傾向など)、運の流れをみる占術です。
占術で言うと、四柱推命や星占い、算命学など、「生年月日教えて!」といわれる系の占術すべてとなります。
生年月日という変えられないものから鑑定結果を出しますので、生まれ持った性質や運の流れは変えることができないものとなります。
でもこれは、そこまでビビらなくても大丈夫です!!運が悪くても大抵死なないし、財運悪い時に大きな買い物はしない方がいいけど対処法はあるし、結婚運悪いからって結婚できないことはないです。
この変えられない…という感覚は曲者で、私は鑑定結果をお伝えするときに、天気の話で例えています。
命占でみる運勢は確かに変えられないです。それは明日の天気を変えられないのと同じ、
潮の満ち引きを変えられないのと同じ、生き物が死ぬ運命を変えられないのと同じです。
ただし、変えられないけれども、私たちがそれらの運の流れをどのように感じるかは変えることができます。明日雨が降るなら外出せずに家で過ごせばいい。どうしても外出の必要があれば雨具を利用すれば負担は軽減しますね。潮の満ち引きは暦でわかってますから、暦に合わせて行動することで潮の満ち引きの影響で強く落胆する必要もないでしょう。また「死ぬこと」は変えられませんが、死との向き合い方はある程度私たちで決められることもありますね。
つまり、命占で運の流れを知り、自身の過ごし方を自身で選択していくことで、運が悪い時期の感じ方を変えていけるってこと。
命占ってのはそれくらいの感覚でご利用いただくのがいい占術となります。生まれ持ったもので変えられないものですから、星の並びとか五行のバランスをガラリと変えて、運の流れをガラリと変更できるような術はありません。
ツボとか水晶買ったり、水飲んだりして運勢をガラリと変えられたら良いんですけどね!!そんなグッズがあったら私が欲しいです。(命占ではグッズの紹介はできません!)
命占はこんな悩みにおススメ!
自分の性格傾向が知りたい、1年単位のタイミングを知りたい、運勢の流れを知りたい、物事を起こすのに良い時期を知りたい、健康面の体質傾向を知りたいなど。
卜占
卜占は偶然起こった事象をもとに先を占う占術となります。占術としてはタロットカードや易、とってもざっくり行ってしまうと…くじ引きや花占いも卜占となります。
偶然性にも意味があって、そこからメッセージを受け取る…といった感じでしょうか。その根拠は?!などというと、すみません…私自身もっと勉強が必要なので名言できません。
ただ例えばタロットですと、偶然性をもとに深層心理に働きかける…といった要素もあります。タロットは人が人生の中で経験したことのある経験・感情を、その図柄に盛り込んでいるといわれています。大まかなカードの意味はあるのですが、これ!と決まった解釈の必要性が必ずしもない、自由度の高い占術なのです。
例えば「死神」のカード。めっちゃ怖い見た目のこのカードですが「終了」とも「中止」とも「終わって始まること」ともとらえることができます。もっと言うと、ラッキーカラーは黒とか、ラッキーアイテムは馬!とか。
相談者の方の相談内容に応じて、カードから受けた印象を鑑定に反映することができる…タロットはそんなアイテムであり占術です。カードから相談者の方がどのようなメッセージを受け取るか、そしてそのメッセージについて相談者がどう思い、どう行動していこうと考えるのか…。
言葉にならない相談者の思いについてカードから気づきを得て、その気づきをもとに自分がどうしたいのか決めていく…という感じ。そんな占術が卜占となります。
自分の気持ちと向き合いたかったり、選びたい選択肢が限られているとき、また大体3か月~半年以内くらいの短期間での事象についてアドバイスが欲しい時などに、アイテムを通してアドバイスをもらう…という感覚で利用してみるのがいい占術、それが卜占となります。
なお余談ですが…。四柱推命をやっていて、「運命は変えられないのに、悪い運勢伝えやがって!変えられない悪いこと伝えるなんてひどい!」とか、「運勢が悪いとか伝えるな!もっと明るい未来を楽しみにできるような結果の伝え方しろ!」とか言われることがあります。
(もちろん、命占で説明した天気の話等全てした人であっても…このようなご要望いただきます)
が…上記のような要望を抱く方は、どうぞ迷わずに卜占にいかれることをお勧めします。。卜占は命占と違って確実な未来がわかるわけではありません。あくまでその時その瞬間のメッセージだったり…天からのアドバイスが下りてくるってイメージです。
アドバイスですから、たとえば死神が出てきても人それぞれどのようなメッセージを受け取るか感じ取るかはご相談内容によって変わってきます。ラッキーカラーが黒!かもしれないし、何か新しくスタートすることがあるのかもしれません。
でもこれは命占だとできません。命占の鑑定は白か黒かがはっきり出ます。これは、天からのアドバイス…ではなく決まりきった運の流れを出す占術だからです。悪い年を良い年としてお伝えすることはできません。(悪い年をどういう風に過ごすか一緒に考える…という形になると思います)
もし悩んでいることが具体的で半年以内くらいに何とかしたい内容だったり、具体的なアドバイスが欲しい方は卜占を通じてなんらかの気づきがあるかもしれません。
また卜占は「絶対性」がない分、相談者の気づきを促す…カウンセリング要素が必要かなとも思いますので…占い師の腕が重要になるかもしれませんね。
占い師さんを選ぶときに、卜占の場合はご自身がお話しやすいタイプの方か、ご自身が知りたいことと寄り添ってくれそうな方か等お人柄等もポイントとして相談するといいかもしれません。
(ちなみに命占であれば、どこまで精確に読み取れるかの差はあれど…誰が鑑定しても同じ結果が出ると思います…。命占については根拠をもって精確に星を読み取れる力が占い師に必要かもしれません)
卜占はこんな悩みにおススメ!
何かの決断の後押しが欲しい、自分で悩むことに行き詰ったのでアドバイスがほしい、AかBの選択に迷ってる、自分次第である程度変えられる未来を知りたい、相手の気持ちと向き合いたいなど。
相占
相占は、手相や人相のように、人々の過ごし方から体に出てきた目に見えるものの様子から占ったり、風水のように、目に見えるモノや物体が私たちに及ぼす影響から先を占ったりする占術です。
例えば手相だと、これまで受けてきた何らかの影響が手に出てきますので、手全体の様子から今の体の状態がわかったりします。そこを元にこれからどんな感じになりそうか、どんな点に注意したらいいかを見ていきます。
また風水は、人々が環境から受ける影響を見ていきますので、どこにモノを置かない方がいいとか、そういうことから環境を良くして私たち人々の生活を改善していくというものになります。
相というのは手相もそうですが、数か月単位で変化するものです。例えば、夏にはまだ潤いのあった手が冬になると感想でカサカサになりますよね。
極端な例ですけども、相占で使用される「目に見えて現れてくるもの」というのは環境や状況によって変化するものです。ですから、この相占で出る結果もある程度変更の余地がある未来となりますし、
この相占でわかることは大体数か月~1年以内のこととなります。
ただ、相占も命占と同じようにそれぞれ理論があり、その理論は鑑定士たちの研究の結晶です。鑑定士たちが研究した結果このようなことが起こる可能性が高い…という理論となりますので占い師さんに言われたことがどれくらいの確立で起こるか…でいうと、何も対処しなければその事象が起こる可能性は高まるだろうと思います。
相占はこんな悩みにおススメ!
直近3か月~1年以内に起こりそうな出来事を知りたい、自分が心地よく生活する術を知りたい、
現在の健康状態を知りたいなど。
霊能系
見出しにしておいてすみません…。こちらについては私に霊能力はないので不明です。私の霊能力が開花したらどこかのタイミングでご紹介できればと思います。
まとめ
以上のように、占い!といっても方向性は大きく4つに分かれています。鑑定方法によって適材適所はありますが、占術によって精度の優劣は私はないと思っています。それぞれを組み合わせることで、よりよい未来をつかみやすくなると思っています。
命占は人生プランを立てるのに有効で、卜占はその時その時の決断を後押ししてくれるもの、相占は具体的に何したらいいか教えてくれるもの…という感じでしょうか…。
命占で引っ越し時期を決めて、卜占で家を買う決断をして、相占で家の間取りや内装を決める…そんな感じ…?
占術には適材適所があるから、どれがいい悪いじゃないんですね。
ただもし皆さんが何か占い師に相談したいとなった場合、あらかじめ上記を知っておかないと期待していた結果が得られない可能性も高まります。
占い師だから何でも未来がお見通しで、なんでも占える…というわけではないですからね!(たぶん占い師してる人からは「ほんとそれな!」って言ってもらえる気がするんだ…)
本日もご覧くださりありがとうございました!
キャリアコンサルタント
四柱推命鑑定士
田中 あつみ
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